中国の青島ビール工場で衛生上の問題が物議を醸している中、今回はある業者が猫1000匹を違法に食肉処理し、豚肉や羊肉と偽って販売しようとして摘発された。
今月12日、中国・江蘇省蘇州市張家港の路上で、生きている猫1000匹を移送していたトラックが公安当局に捕まった。
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捜査の結果、食肉処理場の運営業者が猫を豚肉や羊肉と偽って販売しようとしていたことが確認された。
ある動物団体活動家は国営の澎湃新聞に「猫の肉は1ポンド(約450グラム)当り4.5元(約90円)だが、羊肉は1ポンド当り30元(約620円)」「業者は猫を食肉処理し、羊肉の価格で猫肉を販売しようとした」と語った。
中国では昨年末も広東省仏山市の食肉処理場で数千匹の猫が他の肉と偽って販売されて、摘発されたことがある。
キム・ジャミン記者