レゴで作った韓国の文化遺産、ソウルで展示会開催

レゴで作った韓国の文化遺産、ソウルで展示会開催

 レゴ・アーティストのコリンジン(49)=本名:ソ・ジンホ=が今月11日から25日まで、ソウル市中区の慕異函(モリハム)展示館で「コリンジンの歴史的なレゴ」展を開催する。 レゴ・ブロックだけを使って韓国の文化遺産を形にした作品の展示会だ。「宗廟祭礼楽」「僧舞」「パンソリ」などの一場面をはじめ、「新羅時代の竜面瓦」「河回村の仮面」「ソンビ(優れた学識を持つ文人)の机」など300点以上に上る。

【写真14枚】「レゴ・アーティスト」コリンジン氏の作品

 すべてが現代人のおもちゃであるレゴを使って韓国の伝統を表現した作品で、シンプルかつ明瞭(めいりょう)になった韓国の美が新鮮だ。コリンジンは韓国の玩具企業「ハンリプ・トイズ」ソ・ジェギュ会長の息子で、幼いころからおもちゃに親しみ、25歳の時からレゴのデザイン・ワークを手がけている。今回が初めての個展で、「韓国文化の興味深い物語が込められている『Kレゴ』を一緒に楽しんでくだされば」と語った。入場無料。

キム・ミンジョン記者

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