ハングルの日の記念式 首相「AI時代の国際言語に」=韓国

【ソウル聯合ニュース】ハングルの制定を記念する韓国の祝日「ハングルの日」の9日、ハングルを創製し、1446年に公布した朝鮮王朝第4代王、世宗大王の名を冠した世宗市で記念式典が開かれた。

 ハングルの日の記念式典が首都ソウル以外で開かれたのは今回が初めて。

 式典には李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官や文化体育観光部の張美蘭(チャン・ミラン)第2次官、ハングル学会の金周源(キム・ジュウォン)会長、崔ミン鎬世宗市長など政府関係者や関連団体の関係者のほか、市民約1000人が出席した。

 外遊中の韓悳洙(ハン・ドクス)首相は李氏が代読した祝辞で、「AI(人工知能)時代を導いていく世界の人たちの言語がハングルになると期待する」として「ハングルがデジタル時代に最も適した文字と評価されている」と述べた。

 また「グローバル企業も韓国語サービスを先を争って提供し、韓国語に基づいたAI環境構築に参入している」として「政府はAI・デジタル時代に備え、ハングルの価値を世界のより多くの人たちと分かち合えるよう最大限の努力を傾けていく」と強調した。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい