花火祭りを見るため、観覧客が最高時速80キロの幹線道路である江辺北路に車を止めたり道路に降りたりする混乱も起きた。ソウル交通情報ポータル(TOPIS)によると、花火祭り開始直後の午後7時40分、城山大橋北側から楊花大橋北側まで区間で車速は時速3キロにまで落ちた。橋を通行中の車が花火を見るために止まると、「早く通過しろ」と警察が誘導棒を振る姿が見られた。警察関係者は「流れを妨げる車両がかなりあったが、けん引まで行うには現実的に難しい面があり、指導が中心となった」と話した。
ソウル市は同日午後2時から11時まで、麻浦大橋南側から63ビル前(汝矣東路)までの区間で車両通行を禁止した。同区間を通るバス20路線はすべて臨時のう回ルートを使用した。近隣の汝矣ナル駅は午後8時から11時まで閉鎖され、それ以前には現場の人出の状況を踏まえ、電車が同駅を通過する措置が取られた。
花火祭り終了後、漢江公園のあちこちには無断投棄されたゴミが山積した。地面には市民が捨てたシート数十枚、簡易テーブルが放置され、周辺には使い捨てコップ、ビール缶、チキンが入っていた包装箱、チキンの骨などが散乱していた。ソウル市関係者は「ごみが多すぎ、環境美化員が徹夜で作業した」と話した。同日集計されたゴミの量は70トンで、昨年の50トンを上回った。
コ・ユチャン記者、チョ・ジェヒョン記者