韓国・仁川空港利用客が8億人突破 開港から22年で

【ソウル聯合ニュース】韓国の仁川国際空港公社は4日、同空港を利用した旅客数が8億人を突破したと発表した。

 8億人目の旅客には、記念品と往復航空券が贈られた。

 2001年3月29日に開港した仁川空港は、累計旅客数1億人突破まで4年7カ月かかったが、航空需要の急増により1億人単位の達成期間はハイペースで短縮された。

 しかし、新型コロナウイルスの世界的流行(パンデミック)の影響で21年の年間旅客数が19年比で95%減少するなど、航空需要が急減。7億人から8億人を達成するまでには4年2カ月かかった。

 仁川空港は今回の記録を「新型コロナの危機克服と空港運営正常化の象徴」と評価した。

 同空港によると、今年8月時点の仁川空港の旅客実績は3522万6212人で、19年同期(4818万1344人)の71%の水準まで回復した。

 仁川国際空港公社はこのような傾向を踏まえ、今年の年間旅客数を19年比約77~81%の5400万人から5700万人と予測している。

 同公社の李鶴宰(イ・ハクジェ)社長は「今後も安全で便利な空港サービスで未来競争力強化に拍車をかけ、グローバルハブ空港の競争をリードする『国民の仁川空港』に生まれ変わる」と述べた。

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