韓米日の安保担当高官が電話協議 ロ朝軍事協力に警告

【ソウル聯合ニュース】韓国大統領室によると、韓国の趙太庸(チョ・テヨン)国家安保室長と米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、日本の秋葉剛男国家安全保障局長が14日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)とロシアのプーチン大統領の首脳会談を受けて電話で協議した。

 3氏は、国際社会が繰り返して警告したにもかかわらず、ロ朝首脳が大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発を含むさまざまな軍事協力について議論したことに深い懸念を表明したという。

 また3氏はロ朝両国に対し、国連安全保障理事会決議などによって定められている兵器取引や軍事協力の禁止義務を順守するよう求めるとともに、これに違反すれば代償を払うことになると警告した。国連安保理常任理事国のロシアが安保理決議の順守に対し重い責任を負っていることも強調した。

 ロ朝首脳は13日、ロシア極東アムール州のボストーチヌイ宇宙基地でおよそ4年半ぶりに会談した。

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