韓国全経連の柳会長 日米中などのパートナー団体に就任あいさつ書簡

【ソウル聯合ニュース】韓国経済団体の全国経済人連合会(全経連)は6日、新任の柳津(リュ・ジン)会長(豊山グループ会長)が日本や米国、中国など海外約40のパートナー経済団体に就任あいさつを兼ねた書簡を送ったと発表した。

 送り先は日本の経団連、米国の全米商工会議所、中国の中国企業連合会(CEC)、経済協力開発機構(OECD)傘下のOECD経済産業諮問委員会(BIAC)など。書簡は最近の各国の保護主義的な貿易・産業政策への共同対応、グローバルな舞台での韓国の役割向上、韓国経済界との持続的なパートナーシップを強調する内容だという。

 柳氏は経団連への書簡で、最近の「未来志向の韓日関係」の流れをつないでいくための持続的な両国協力と経済界の共同事業推進を呼びかけた。経団連の十倉雅和会長は柳氏に就任祝いのランの花を贈ったという。

 スザンヌ・クラーク全米商工会議所会頭に送った書簡では、「韓米日3カ国の経済界による協議体」の創設を提案した。全経連はこの提案について、先端技術のグローバル標準構築、半導体やバッテリー(電池)など中核素材・部品のサプライチェーン(供給網)協力、人工知能(AI)などの先端産業への協力範囲拡大において、韓国主導で3カ国経済界の連携を制度化するためのものだと説明している。

 全経連は「財界を代表する国際通で、長年にわたりネットワークを築いてきた柳会長の就任により、韓国経済界の立場と利益を国際社会に代弁する全経連のグローバル活動と国際ネットワークが一段と強化されるだろう」と期待を示している。

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