米紙「韓国開催の世界スカウトジャンボリーで猛暑の恐れ、主催者内部では数年前から警告出ていた」

米紙「韓国開催の世界スカウトジャンボリーで猛暑の恐れ、主催者内部では数年前から警告出ていた」

 ボーイスカウト・ガールスカウトの祭典「第25回世界スカウトジャンボリー」について、「開催される数年前から主催者側の内部で猛暑を危険要因に挙げる警告が出ていたが、備えができていなかった」と米ワシントン・ポスト(WP)が現地時間9日に報道した。

【写真】熱中症続出で韓国軍が会場に設置した日よけ

 同紙は現地時間9日、「赤信号を無視して韓国はスカウトジャンボリーをとにかく強行した」という見出しの記事で、「2016年から厳しい気象条件が予測され、事前対策の必要性が内部で取りざたされていたのにもかかわらず、備えができていなかった」と指摘した。

 さらに、「2016-18年に政府機関などが作成した報告書3件を見ると、猛暑は『台風や北朝鮮の軍事挑発と並んで開催成功にとって最大の脅威だ』と警告されていた」と説明した。

 特に、2018年の報告書には「8月の開催は36℃という猛暑や台風の打撃を受ける可能性が高い」と書かれている。

 この報告書には、「5年後の2023年までに会場に『うっそうとした緑の森』を造成するという計画が盛り込まれていたが、実際に参加者たちが先週到着した時、そのような緑地はなく、多くの熱中症患者が発生した」とワシントン・ポストは指摘した。

チェ・スヨン記者

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