中国政府が訪韓団体旅行を解禁へ 6年5カ月ぶり

中国政府が訪韓団体旅行を解禁へ 6年5カ月ぶり

【北京聯合ニュース】米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備を機に中断していた中国人の訪韓団体旅行が再開される見通しだ。

 中国の消息筋によると、中国文化観光省は10日にも韓国を含む世界各国への自国民の団体旅行を認めることを発表するとされる。

 中国政府は今年2月、タイやインドネシアなど20カ国を対象に新型コロナウイルス禍で停止していた中国人の団体旅行を解禁した。段階的に対象国を増やしてきたが、韓国や米国、日本は含まれていなかった。これに対し、ビザ(査証)を巡る韓中間のあつれきや両国関係の冷え込みが影響したとの見方もあった。

 中国政府が中国人の訪韓団体旅行を解禁すれば6年5カ月ぶりとなる。

 中国は在韓米軍によるTHAAD配備への「報復」として、2017年3月に韓国行きの団体旅行商品の販売を禁止した。19年後半から中国人の団体旅行が徐々に再開されるかにみえたが、翌年1月の新型コロナ発生で海外団体旅行が全面的に禁止された。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
関連フォト
1 / 1

left

  • 中国政府が訪韓団体旅行を解禁へ 6年5カ月ぶり

right

あわせて読みたい