「弁護士解任は私の意思ではない」…陳述を覆した夫・李華泳に声を荒らげる妻「しっかりしてください」

 京畿道の李華泳(イ・ファヨン)元平和副知事の妻が裁判所に提出した弁護人解任申告書について、李元副知事は25日、水原地裁で開かれた公判で「私の意思ではない」と述べ、同意しない意向を表明した。

 李元副知事の発言直後、傍聴席にいた李元副知事の妻は「反対の立場で弁論を行ったから解任させた」とし、李元副知事に「しっかりしてください」と叫んだ。しかし、李元副知事は再び「裁判所に提出された解任(文書)は私の意見ではない」と改めて強調した。

 これに対し、李元副知事の妻は「李在明氏に(サンバンウル側の対北朝鮮送金について)報告したことはないと言ったではないか。それで解任書を提出した」とし、「どれだけ自分が検察に懐柔されたのか分かっていないようだ。本当にいらだちを感じる。しっかりすべきだ」と話した。

 李元副知事の妻は検察に対しても「これは李華泳の裁判ですか、李在明の裁判ですか。(サンバンウルグループ元会長の)キム・ソンテ氏が出廷後、この裁判はおかしくなった。最初から違うと言ってきたのに、なぜ今になって(法廷陳述を)覆すのか理解できない」とも発言した。

 同日の公判にはキム・ソンテ元会長が証人として出席する予定だったが、李元副知事の弁護側が出席しなかったため、午前の公判は李元副知事の意思を確認しただけで終了した。

ファン・ミンジ記者

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  • ▲李華泳・元京畿道平和副知事

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