三陟沖に生きたアオザメ出没…韓国海洋警察がパトロール中に発見

【NEWSIS】江原道三陟市沖の海中でアオザメ1匹が発見された。東海地方海洋警察庁は7日、三陟市クァンジン港東方約1.2キロメートルの海で、アオザメと推定されるサメ1匹を発見したと発表した。

 同日午前10時45分ごろ、三陟市クァンジン港沖の海中で、三陟派出所の沿岸救助艇が海上パトロール中にサメと推定される魚類1匹を発見した。

【写真】先月23日に束草沖で発見された「人食いザメ」ことホオジロザメの死骸

 現在まで束草など近隣の海では主に網にかかって死んでいるのが発見されたことはあるが、それとは違い、同日発見されたアオザメは海の中を泳いでいたという。

 これについて、東海地方海洋警察庁は、撮影された映像を提供して群山大学海洋生命科学科の教授に問い合わせた結果、尾の部分に青や白の色が見えることや体形などから考え、90%の確率でアオザメだろうと推定したとのことだ。

 アオザメは体長が平均2-6メートルで、熱帯・温帯の海域で生息する卵胎生魚類であり、肉食性だという。

 東海地方海洋警察庁は管轄自治体に海水浴場周辺海域に網を設置するなどの安全・事故予防関連事項を直ちに通知した。

 また、観光客が集中する夏の繁忙期の間、沿岸の安全パトロールをさらに強化する計画だ。

 東海地方海洋警察庁関係者は「サメが二日連続で域内で発見されているだけに、管内の漁業関係者や海水浴客、レジャー活動をする人々は特に注意してほしい」と呼びかけている。

 一方、6日には三陟市臨院港の東方約3.7キロメートルの海でネズミザメ1匹が捕獲された。

イ・スンチョル記者

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  • ▲海の中で遊泳中のアオザメ。写真提供=東海地方海洋警察庁

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