済州市内のある住宅で、コードレス掃除機を充電していたところ火災が発生した。最近、バッテリー内蔵型製品による火災が相次いでおり、注意が必要だ。済州西部消防署が17日に明らかにした。
同署によると、16日午前9時3分ごろ、済州市涯月邑のある住宅で、充電中だったコードレス掃除機から火災が発生したという通報があったという。
ちょうど在宅していた家主が消火に当たり、火は9分後に消えたとのことだ。火災による負傷者などはいなかったが、住宅3平方メートル、掃除機と除湿機1台が燃えるなど、消防署推算で約140万ウォン(約14万円)の被害が発生した。警察と消防当局では、コードレス掃除機を充電する際に内部のリチウムバッテリーに「熱暴走」現象が発生したものとみて、火災の詳しい原因を調べている。
同様の事故は先月末にも発生している。先月29日夜8時23分ごろ、ソウル市九老区のあるオフィステル(住居兼オフィスビル)11階で火災が発生したが、この時も充電中だったコードレス掃除機のバッテリーから発火したとみられている。この火災で火元の住宅の内部19平方メートルが焼け、一部が焼失して消防署の推算で約280万ウォン(約28万円)の被害が発生したものの、負傷者などはいなかった。この火事では消防車両20台と消防隊員65人が現場に出動し、21分後に消火した。
イ・ヘジン記者