「セクハラ加害者」故・朴元淳元ソウル市長の墓、民主烈士が眠る牡丹公園に移転

「セクハラ加害者」故・朴元淳元ソウル市長の墓、民主烈士が眠る牡丹公園に移転

 故・朴元淳(パク・ウォンスン)元ソウル市長の墓が民主化運動や労働運動の活動家の埋葬されている京畿道南楊州市の牡丹公園に移される。

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 政界関係者によると、朴元市長の墓は4月1日午後3時に牡丹公園の民主烈士墓域に移されるという。朴元市長の墓は生家のある慶尚南道昌寧にあるが、2021年9月に墓が荒らされる事件が起こったため、遺族は墓の移転を求めてきたという。

 牡丹公園には全泰壱(チョン・テイル)烈士、朴鍾哲(パク・チョンチョル)烈士など150人以上の民主活動家や労働運動家の墓がある。

 これに対して青年正義党のキム・チャンイン代表は「牡丹公園の民主烈士追慕碑には『万人のための夢を天ではなく地で成し遂げようとした青春たちが眠る』との文言がある。この『万人』という言葉には差別を受けた社会的弱者たちの痛みもまた含めねばならない」とした上で「しかし朴市長の墓を牡丹公園に移葬すれば、2次加害で苦しむ性暴力被害者を『万人』の例外にするという意味になる」と批判した。

 朴元市長は2020年に秘書に対するセクハラ容疑で起訴され、その後遺体で発見された。

オ・ヒョンジュ記者

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