通行人8人負傷させた飲酒事故、運転していたのは東京五輪出場の女子ハンド選手だった /ソウル

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 先月25日にソウル市松坡区蚕室洞の飲食店街で、飲酒後に車を運転して通行人8人を負傷させた人物は、女子ハンドボールの元オリンピック韓国代表選手だったことが分かった。

 警察などが5日に明らかにしたところによると、松坡警察署は道路交通法上の飲酒運転と交通事故処理特例法上の致傷容疑で女子ハンドボール選手(23)を立件し、捜査を進めているとのことだ。

 警察によると、この選手は先月25日午後11時ごろ、松坡区蚕室洞の飲食店街で酒を飲んでスポーツタイプ多目的車(SUV)を運転し、通行人を負傷させた容疑が持たれているという。

 この事故で20代の歩行者1人が腹腔(ふくくう)が破裂する重傷を負ったほか、古紙回収のリヤカーを引いていた80代など7人が軽傷を負った。

 事故当時、この選手の血中アルコール濃度は免許停止処分に当たる0.06%だった。

 この選手は2021年に開催された東京五輪に女子ハンドボール韓国代表として出場した。昨年11月に開幕した韓国リーグのシーズン途中に負傷し、現在はリハビリ中だという。所属チームの江原道三陟市庁関係者は「警察の捜査が終わり次第、懲戒処分について協議する方針だ」と語った。

キム・ジャア記者

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