【独自】「金湧氏に7億4000万ウォン渡した」…韓国検察、ユ・ドンギュ氏の供述確保

 【TV朝鮮】李在明(イ・ジェミョン)共に民主党代表の側近である金湧(キム・ヨン)民主研究院副院長の逮捕と関係先の捜索はわずか1日の間に電光石火のように行われた。それほど検察が容疑の立証に自信を深めていることを示している。金副院長がカネを受け取った時期、金額を特定する上では、ユ・ドンギュ元城南都市開発公社企画本部長が決定的な役割を果たしたもようだ。

【図】韓国検察が把握した違法な政治資金の流れ

 ユ・ドンギュ氏は昨年10月に大庄洞事件で逮捕され、長期にわたり捜査を受けてきた。検察は最近、ユ氏から「金湧副院長に7億4000万ウォン(約7720万円)余りを渡した」との供述を得た。別の関係者も同様の趣旨で供述しているという。

 検察は金銭が金副院長に金銭が渡った時期が民主党の大統領選予備選を控えた昨年4月から8月まで3回であることをつかんだ。検察は大庄洞開発の民間事業者だったN弁護士が工面した資金が城南都市開発公社の元戦略事業室長であるJ弁護士とユ氏を経由し、金副院長に渡ったとみている。

 検察はカネが渡った時期が大統領選の予備選を控えた時期であり、当時金副院長が李在明氏の選対で組織と資金を管理していたことからみて、大庄洞疑惑関係者が調達した資金が予備選に投じられたとの疑いを強めている。検察は大庄洞疑惑の関係者が開発で優遇を受けた見返りとして収益の一部で予備選を支援したとみている。

 一方、ユ氏は勾留期間満了で、20日未明に釈放された。

チョ・ソンホ記者

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  • ▲共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表は城南市長在任中の2015年1月、9泊11日の日程で豪・NZに出張した。この出張にはユ・ドンギュ元城南都市開発公社企画本部長(逮捕)らも同行していた。
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