韓国国税庁は24日、今年1-10月のゴルフクラブ、ゴルフボール、ゴルフグローブなどゴルフ用品の輸入額が6億100万ドルとなり、前年同期(4億6500万ドル)に比べ29.2%増えたと発表した。過去最高を記録した昨年の通年輸入額(5億4200万ドル)を既に上回った。同庁は「コロナ以降、ゴルフが安全な野外スポーツとして認識され、人気が高まった影響だ」と指摘した。
国別では日本からの輸入が2億7900万ドルで最も多く、中国(1億1800万ドル)、米国(9600万ドル)、タイ(4300万ドル)が続いた。
品目別に見ると、ゴルフクラブは日本(2億4900万ドル、輸入額全体の64%)からの輸入が最も多く、ゴルフボールはタイ(3500万ドル、同42%)、ゴルフグローブはインドネシア(1700万ドル、同74.7%)の輸入割合が高かった。流通業界関係者は「ゴルフクラブはゼクシオや本間など日本製品に対する国内需要が高く、タイトリストのボールはタイで、PRGR、ブリヂストンゴルフ、ゼクシオなどのグローブはインドネシアで生産されるため、そこからの輸入額が増えた格好だ」と説明した。
チョン・ソクウ記者