ソウル・江南の街角にコンビニ配達ロボット登場…セブンイレブンが初めて導入

 コンビニチェンのセブンイレブンが来週から、ソウルの瑞草アイパーク店に自律走行配達ロボット「NEUBIE」を試験導入する。22日にセブンイレブン側が明らかにした。屋内ではなく、屋外を走り回って品物を配達するコンビニロボットは今回が初めてだ。

 スタートアップ企業「NEUBILITY」が作ったこのロボットは、カメラに基づいた自律走行システムで動く。高層建築物が多い都心ではGPS(衛星利用測位システム)の信号がうまく届かないという点を考慮し、カメラ方式で補完したという。NEUBILITY社の関係者は「マルチカメラだけでなくさまざまなセンサー技術を融合させ、都心で正確な位置を探り当て、障害物を認識し、避けることができる」と語った。

 コンビニの従業員が商品を包装してロボットに積めば、すぐに入力された住所へと移動する。ロボットがマンションの玄関などに到着したら、客はQRコードを撮って商品の保管箱から品物を取り出せばいい。最大積載量は25キロで、コンビニのほとんどの商品を配達できる。

 セブンイレブンでは、3カ月の試験運用期間中にサービス半径を300メートルまで拡張し、運用台数も増やしていく計画だ。来月には、ドローンのスタートアップ企業「PABLO AIR」と共同でドローン配送サービスも披露する予定。セブンイレブンの関係者は「近距離配達の需要が増えているだけに、ロボットのようなサービスを通して先んじて市場をつかんでいきたい」と語った。

ソン・ユジン記者

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  • ▲自律走行配達ロボット/写真=セブンイレブン

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