韓国航空宇宙産業(KAI)と現代重工業が韓国型軽航空母艦を共同開発する。
2社は19日、「ソウル国際航空宇宙および防衛産業展示会2021」(ソウルADEX2021)が開かれているソウル空港で、韓国型軽空母開発事業協力のための了解覚書を締結した。韓国海軍が推進している韓国型軽空母は3万トン級で、8万トン級以上の大型空母よりサイズは小さいが、戦闘機の垂直離着艦が可能で攻撃ヘリの搭載もできる。2社は軽空母の艦載機運用および管制をはじめ、軍需支援システム・訓練システム・試験評価分野で協力することとした。
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KAIは艦載機運用に関する技術を開発する計画だ。軽空母事業が成功するかどうかは、主な戦闘力である艦載機をどれだけ効率的に運用できるかに懸かっている。軽空母にはKAIが開発した上陸機動ヘリ「マリオン」も搭載される。また現代重工業は、軽空母の艦体を設計・建造する。同社は今年6月、韓国型軽空母の最新模型も公開した。