近年流行している比較的新しい言葉もOEDに登場した。「mukbang(モッパン)」は「オンラインの視聴者と会話を交わしながら大量の食べ物を食べる人々の様子を見せるリアルタイム放送」と、「daebak(テバク)」は「偶然発見した価値あるものを表す名詞」「熱心な賛成表明や支持を意味する感嘆詞」と説明した。
「コングリッシュ(韓国式英語)」もOEDに掲載された。身体接触を意味する「skinship(スキンシップ)」、励ましの意味で使われる「fighting(ファイティング)」、コンピュータを集めて置いた「PC bang(PCバン=インターネットカフェ)」は韓国式英語表現だが、OEDで見られるようになった。OED編集チームは「今や英語の語彙の変化は米国・英国に限定されなくなった」「アジアの人々が地域的脈絡に合わせ、どのように単語を作り、使用するかを示すため、韓国式英語表現を入れた」としている。
OEDの韓国語の単語は、今回追加された26語を含めて合計約100語に達する。「kimchi(キムチ)」が1976年から掲載され、「K-pop(Kポップ)」は2016年から登場した。BBCは「『イカゲーム』『パラサイト 半地下の家族』『BTS』の世界的ヒットにより、韓国のポップカルチャーに関する単語がOEDに登場するのは全く驚くべきことではない」と伝えた。