開館初日の韓国館には約3200人が訪れた。新型コロナ感染対策のために1時間当たりの入場人数を制限したが、韓国館の前には長蛇の列ができた。家族と一緒に韓国館を訪れたイギリス人のピーター・ジョンソンさんは「まるで韓国にいるような感じがした。ぜひ一度、韓国に行きたいと思った」と語った。
韓国館開館イベントにはドバイ万博韓国館政府代表を務める大韓貿易投資振興公社(KOTRA)の劉正悦(ユ・ジョンヨル)社長をはじめ、UAE政府代表のシェイク・ナヒヤーン・ビン・ムバラク寛容担当大臣、サーニー・アール・ゼイユーディUAE貿易担当国務大臣などが参加した。劉正悦社長は「今回のドバイ万博はUAEと韓国が新たな未来を共に作る絶好のチャンスになるだろう」と述べた。
今年建国50周年を迎えたUAEは、今回の万博のために150億ドル(約1兆6640億円)を投じたと言われている。ドバイ万博組織委員会は、来年3月末までの6カ月間で約2500万人が訪れ、330億ドル(約3兆6610億円)の投資効果と30万件の雇用を生み出すものと期待している。