姜検事は「国政介入事件のように、大規模な事件捜査に加わった多数の検事が公判に専念しても困難な状況なのに、公判検事を増やし、直接裁判関与に代えようとするならば、少なくとも1裁判部10検事程度ならば可能かもしれない」とも述べた。姜検事は秋美愛(チュ・ミエ)前法務部長官時代の昨年9月、ソウル中央地検から統営支庁に左遷されると、毎週往復10時間の距離を往復し、ソウル中央地裁で開かれるチョ・グク元長官の裁判に出廷してきた。
姜検事は最近の検察人事についても批判。「現在検察の政治従属が深刻化しており、人事運用が検事としての公判と捜査業務に対する能力と剛直さが基準とはならず、政治的立場を共にするか、同志であるかなどの基準によってなされているのではないかという思いがして苦々しい。こうした状況は検察の政治的中立性、専門性という面で本当に深刻な状況だと思うが、指揮部が認識しているのか心配が先に立つ」とつづった。
これに先立ち、李卜鉉検事はイープロスへの投稿を通じ、「無罪判決が弾けても(被告人の)人権が保護されるべきだというのが大検察庁の方針ではないか」と金総長に直言した。