前日に「中国の攻勢的な態度は当然」という趣旨の発言を行ったことについても「どの国も自分たちの主張は強く表現するものだ。中国、韓国、日本、米国もそうできる」と説明した。鄭長官はさらに「『中国は強圧的だ』と複数の国が懸念している。我々もそれは十分認識しているし、(そのような懸念は)中国にも伝えている」としながらも「しかし中国が今も我々にそのようにしているとは考えていない」と述べた。中国によるTHAAD報復については「被害はあったが、中国には不満を伝えており、引き続き努力している」と主張した。
今回の国連総会で文在寅(ムン・ジェイン)大統領が終戦宣言を提案し、これに批判が相次いでいることについて鄭長官は「法的拘束力があるわけでもなく、平和を目指すという意思の宣言だ。それもできないのか」「現時点でこの要求は国際社会で受け入れられていないが、それは韓国国民にとってアンフェアだ」との考えを示した。