金会長はさらに「国民は親日に根を置く歴代政権を崩壊させ、また崩壊させ、もう一度崩壊させて凄絶だが、偉大でかつ繰り返された勝利により偉大な大韓民国を築き上げた」「民族正当性の軌道から離脱してきた大韓民国は眠りから覚めた国民の力で本来の軌道に戻り始めている」「ここでひざを屈してしまえば二度と立ち上がることはできない。我々の運命は我々の力でのみ開拓できる」「親日反民族族閥メディアの既得権を守るためのわい曲は今も続いている」などとした上で「親日派のいない大韓民国を作りたい」と語った。
金会長は大韓民国初代大統領の李承晩元大統領について「内閣から独立運動家が一人ずつ取り除かれたため、親日派内閣と言っても過言ではなかった」と評した。ペク・ソンヨプ将軍については「尹奉吉(ユンボンギル)義士が上海で投げた爆弾により死んだ日本の陸軍大臣は白川義則だが、この男を欽慕して創氏改名を行った」「ペク・ソンヨプが韓国軍の父なら、わが尹奉吉義士はどうなるのか」問いかけた。
金会長は「親日派は代々威勢良く暮らし、独立運動家の子孫は今も貧しさに苦しんでいる」「民族を裏切った代価によって形成された親日資産を国庫に帰属させる法律の制定に反対する勢力、光復節を廃止し建国説を制定しようとする勢力、親日教科書を作成して成長する世代に教えようとする勢力、これらの勢力は大韓民国の法統が臨時政府ではなく朝鮮総督府にあると信じている」と批判した。保守系野党を念頭に置いた発言とみられる。