BBCはまた、「論議を呼んだ指の動作」として、人差し指を巡る論争を紹介。「この論争は一部の男性が『性器のサイズが大したことない(belittling their penis size)ことをからかう動作』だと主張したことが発端だ」と説明した。
コンビニエンスストアのGS25、ジェネシスBBQ、チキン店のキョチョンなど複数の企業は広告に登場する人差し指が女性主義コミュニティーで韓国男性の性器の大きさをからかう際に使用される図柄と類似しているとして攻撃を受けた。企業は非難の高まりを受け、問題の広告を取りやめて謝罪した。BBCはそうした企業の反応が一部の男性を「魔女狩り」に走らせたと判断した。
BBCは「男性中心のコミュニティーでは若い男性に対し、彼らが受ける抑圧は女性のせいだと教える。例えば、女性のテストの成績が良く、男性の地位を奪うといった具合だ。韓国では大学入試や就職のための競争が激しいからだとみられる」と分析した。
このほか、「男性は兵役と女子大のせいで被害を受けたと主張するが、現実は韓国の女性の賃金は男性の63%にすぎず、先進国で男女の賃金格差が最も大きい」とも紹介した。