MLB:「大谷がまたやった!」

打者・投手の「二刀流」で同時にオールスター選出
ベーブ・ルースもできなかったことを新たな歴史として刻む

 一選手が大リーグのオールスター戦に投手であると同時に打者としても選出されたのは、大谷が初めてだ。「二刀流」の元祖ベーブ・ルースでもできなかった。大リーグのオールスター戦は1933年から始まったが、ルースが投手兼打者としてプレーしていた時期(1914-19年)はそれよりはるかに前のことだった。ルースは1919年以降、打者に専念した。

 大谷は最近17試合で14本塁打を放ち、打撃絶好調だ。ほぼ毎試合アーチを描き、大リーグの本塁打部門で全体1位(31本)になった。2位のウラジミール・ゲレロ・ジュニア=トロント・ブルージェイズ=(27本)と4本差だ。

 大谷はオールスター名簿が発表された5日、オリオールズ戦で飛距離約140メートルのソロホームランを放ち、オールスター出場を自ら祝った。この日、今季31号を出した大谷は、これまで松井秀喜=日本=が持っていたアジア出身大リーガーの1シーズン最多本塁打記録(2004年、31本塁打)と並んだ。この記録はエンゼルスが公式戦の約半分に当たる83試合目を終えた時点で到達したもので、この調子が続けば計算上は今季終了時に61本塁打もあり得る。これはベーブ・ルース、ロジャー・マリス、マーク・マグワイア、サミー・ソーサ、バリー・ボンズに次ぐ歴代6人目の1シーズン60本塁打バッターになるかもしれないという意味だ。大谷は長打率1位(7割4厘)、打点3位(67点)など、主な打撃部門で上位に立っている。

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ヤン・ジヘ記者
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