ところが食品医薬品安全処報道官室の職員が回答をする際、歴史上の朝貢問題になぞらえて、「中国は大国なので、韓国がHACCPを要求したら気分が良くないだろう」との趣旨で言ったものだ。この職員は「実は、逆に考えると、中国という国は先進国でありながら、ちょっと巨大な国じゃないですか。力がある国ということですよ」とまで言ったと、同メディアは報じた。
これに対して、食品医薬品安全処側は「記者に説明する過程で、例を挙げて分かりやすく説明しようとして間違えたのは事実だ」としている。ただし、このような発言は適切でないと判断、該当のメディアに連絡し、発言を取り消すと伝えたとのことだ。これに対して、同メディアは「食品医薬品安全処報道官室の職員は『失言』を正すために電話を再びしてきたのではなく、『中国を刺激する可能性があるので、該当の報道を自制してほしい』と説明した」と明らかにしている。