「金塊2トンが埋められているそうだ」…全羅北道益山市で騒ぎに

「かつての日本の農場に…」うわさ飛び交う
9年前「大邱・桐華寺金塊説」で騒動起こした脱北者がまた登場
市「デマ」、警察「詐欺に注意」

 そのA氏が、今度は「益山の金塊」のうわさでまた登場したのだ。イ・ヨンイル全羅北道学芸研究官は「日本が降伏を宣言した時、韓国にいた日本人たちは急いで本国に戻ったため、『残していった金品などがたくさんある』といううわさは数十年間、この地域で飛び交っているが、その実体が確認されたことはない」と話す。益山市関係者は「今回も大きな意味はない」と語った。益山警察署関係者は「根拠のないうわさで文化財毀損を試みる行為に対しては、法に基づいて厳重に処罰する方針だ」と明らかにした。

 同地域では、「『金塊を載せたロシアの宝船を発見した』として投資詐欺が行われた、ロシア軍艦『ドンスコイ号事件』と同様の手法で投資家を集めようとしているのではないか」という見方もある。警察関係者は「詐欺の被害に遭わないよう、注意しなければならない」と呼びかけている。

■「世界で最も平和な国」1位はアイスランド、韓国48位、TOP10は?

キム・ジョンヨプ記者
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  • ▲全羅北道益山市内にある、かつて日本の農場の事務室だった建物。最近、ここに1400億ウォン(約133億円)相当の金塊2トンが埋められているといううわさが広がり、地域社会が騒然となっている。写真=益山市

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