韓国バレーボール連盟「いじめ共犯者、プロの舞台に上がれない」

「永久除名など重い懲戒処分規定を新設」

 韓国バレーボール連盟(KOVO)は16日、緊急対策会議を開き、過去に学校でのいじめや暴力、性犯罪などにかかわった選手はプロバレーボール新人選抜から排除することにした。新人ドラフト参加者は学校長の確認を受けたいじめ関連誓約書を提出しなければならず、内容が虚偽だと明らかになった場合は永久除名など重い懲戒処分を受けることになる。現役プロ選手に対しても、いじめを理由に懲戒処分にすることができる規定を新設する。

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 KOVOのシン・ムチョル事務総長は「いじめをした選手をプロの舞台から完全に追放するという強い意志だ。関連規定は今後、理事会で新設する予定だ」と明らかにした。ただし、遡及(そきゅう)適用されないため、既にいじめ加害の事実を認めた双子のイ・ジェヨン、ダヨン姉妹(24)=興国生命=、ソン・ミョングン(27)、シム・ギョンソプ(29)=OK金融グループ=は連盟としての懲戒処分対象からは除外される。これより前、大韓民国バレーボール協会はいじめ加害者を韓国代表選手選抜から無期限で除外することを決めたほか、所属チームはプロの試合への出場停止決定を下している。

 文化体育観光部も学校運動部懲戒履歴を統合管理し、今後の選手活動に反映させ、いじめ・性暴力などの人権侵害で懲戒処分を受けたことがある場合は、韓国代表選抜を制限すると発表した。

チェ・スヒョン記者
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  • ▲イ・ジェヨン、ダヨン姉妹

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