英日同盟が119年ぶりに復活か…「中国けん制で力を合わせよう」

今年、インド・太平洋地域での軍事訓練に合意

 英国はEU離脱決定の後、「アジア回帰」を決定し、日本との関係を格上げしている。昨年両国はコロナ問題の中でも経済連携協定(EPA)を締結した。

 両国が重要な多国間協力体へとお互いを引き入れ、支援する現象も目に留まる。日本は、中国に対抗する米日豪印4カ国の安全保障協力体「クアッド」が英国を含めて「クインテット」(quintet. 5人組)に拡大することを支持している。英国は米、加、豪およびニュージーランドと機密情報を共有する「ファイブ・アイズ(Five Eyes)」に所属しているが、ここに日本が参加して「シックス・アイズ」に改編されることを望んでいる。

 この過程で両国は、19世紀から友好関係を結んできた歴史も強調している。英国は1868年に成立した明治政府を世界で初めて承認したことで、日本が国際社会にデビューすることを助けた。1902年に結んだ日英同盟は、日本が1905年の日露戦争で勝利を収め、1910年に韓国を植民地化する土台となった。日本は日英同盟を結んだ後、「アジアの英国」と呼ばれながら発展した。自動車の運転席が右側にあって左側通行なのも、英国の文物を導入したからだ。

 日英同盟は第1次世界大戦後にひびが入り始め、1923年に破棄された。再び始まる英国と日本の新たな協力は、北東アジア情勢にかなりの影響を及ぼすだろうとの見方が浮上している。

■「世界の軍事力ランキング」中国3位、韓国6位、日本は?

東京=李河遠(イ・ハウォン)特派員
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