米議会に「対北ビラ禁止法」を問題視された韓国政府、月給3万ドルでロビイストを雇った

ロイス元下院外交委員長らに6月まで毎月3万ドル

 今回ロビイストに選ばれたロイス元下院議員は米政界を代表する知韓派だ。外交委員長在任当時の2018年11月、「北朝鮮非核化交渉の結果と関係なく、平和と反映を維持するための韓米同盟は持続されるべきだ」という決議案を米下院に提出し、韓米同盟の重要性を強調した。また、マイク・ホンダ元下院議員主導で07年、米下院で「日本軍慰安婦決議案」が発議された際、真っ先に決議案の共同発議者として署名した。

 ロイス議員はまた、1992年から26年間、下院議員を務め、共和党内で人脈が豊富だ。韓国系のヤング・キム下院議員(韓国名・キム・ヨンオク)はロイス議員の補佐官を務めた。キム議員は25日、下院外交委員会に所属することになったことを明らかにした。

 ロイス議員は現在中国で主流のメッセンジャーアプリ「ウィーチャット」を展開するテンセント(騰訊)など一部中国企業のロビイストとしても活動しているという。同時にロビイストとして契約したベギッチ元上院議員はバイデン大統領が副大統領だった当時に上院議員を務め、議会と行政府にいずれもアプローチ可能な人物とされる。

■米国に対する好感度が高い国1位は韓国、日本は?

キム・ウンジュン記者
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