産業通商資源部が本質を無視し、字句に執着し、「経済性評価のねつ造という文言はない」と言い張るものだから、共に民主党の梁李媛瑛(ヤンイ・ウォンヨン)議員が先ごろ、崔在亨(チェ・ジェヒョン)監査院長に対し、「監査報告書には『経済性評価がねつ造された』という表現が使われていない」と追及する場面もあった。これについて、崔院長は韓水原が経済性評価をねつ造し、稼働中断決定を下した点を指摘し、「これをねつ造と見るかどうか常識的に評価すべきだ」と答弁した。
7000億ウォン(約660億円)をかけ改修し、正常に稼働していた発電機(月城原発1号機)を「永久稼働中断はいつ決定するのか」という大統領の一言を受けてスクラップにする企みが次々と暴露されている。2015年に95.8%に達していた月城原発1号機の稼働率を60%に抑え、1キロワット時当たり平均63.8ウォンだった売電単価も故意に51.52ウォンに抑えて計算し、結果として月城原発1号機に稼働すればするほど損失が出る発電所だというレッテルを張って閉鎖させた。これがねつ造でなければ何なのか。
アン・ジュンホ記者