尹議員疑惑は、ほかでもない慰安婦運動を導いた元慰安婦自身が「尹美香に30年間に利用されるだけ利用された」と暴露して明らかになった。しかし、尹議員側は元慰安婦を認知症患者扱いした。そして不正疑惑が具体的に明らかになると、「親日勢力の攻撃」「謀略劇」と言った。ところが、検察の捜査は尹議員側の反論ではなく、「30年間にわたり芸は熊(慰安婦たち)がして、金は熊使い(挺対協と尹氏)が取った」という元慰安婦の叫びの方が事実だということだ。正義連の理事を務めている夫婦は100体近い慰安婦を象徴する少女像を作って30億ウォン(約2億7000万円)以上を売り上げた。少女像の商標登録も試みた。過去30年間、「慰安婦運動」と「正義」を独占して、自分たちの実利を得てきたのだ。
偽善と詐欺が多い世の中とは言え、若いころに日本軍の慰安婦になって被害に遭った元慰安婦たちを利用して金もうけするとは想像だにしないことだ。検察の捜査は、その想像を超えた犯罪を尹議員がしたという意味だ。これまで尹議員はすべての疑いを否定し、議員辞職を拒否してきた。この日も「裁判で無実を証明する」と言った。しかし、今からでもすぐに議員職から退き、法の裁きを受けなければならない。それが元慰安婦たちに対する最低限の道理だ。
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