「自分たちが歴史の審判者かのように親日判決…国を失った人々になぜ罪を問うのか」

金元雄光復会長の式辞に反論演説…元喜竜・済州道知事インタビュー

 元知事は金会長が朴正熙(パク・チョンヒ)政権下のいわゆる維新時代に民主共和党で政党活動を開始し、全斗煥(チョン・ドゥファン)政権の第5共和国時代に民主正義党で組織局長などの要職を歴任したことについて、「自身を見つめる物差しの10分の1でも断罪しようとする人たちに適用できないものか。国を失った人々になぜ罪を問うのか。未来に向かうために過去の失敗を振り返る発展的な歴史観が必要だ」と訴えた。

 元知事は「(政府・与党は)支持率が低下したので韓日戦に持っていこうとしているのだろうが、国民も食傷ぎみだ。韓国人に『再び日本の属国になろう』という人がどこにいるのか」とし、「若者もスローガンだけで反日を叫ぶのではなく、実力で日本に勝つことを願っている」と指摘した。

 済州道庁は来年の光復節からは光復会と別に行事を開くことを検討している。元知事は「国家行事で金元雄氏の精神錯乱的で時代錯誤的な話を再び聞く理由はない」と言い切った。

■世界で最も住みやすい国1位はノルウェー、韓国23位、日本は?

キム・ヒョンウォン記者
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