しかし、正義連は19日、「GWVUと協議して(金福童センターの)用地を用意した。購入費は約1200万ウォン(約100万円)だった」「ウガンダ政府が『日本』『金福童』という名前が入ったことを問題視した」として、センター建設が失敗に終わったという趣旨の説明をした。正義連はその後、この用地をGWVUに寄付したと発表した。正義連は今年1月28日、「ウガンダ金福童センター」事業中止を発表、代わりに「米国に金福童センターを建設する計画」「本格的に募金を開始する」としていた。
正義連は昨年6月から今年1月にかけてホームページに「ウガンダ金福童センター」に関する写真や詳細な計画を見せて募金活動をした。この計画で正義連はウガンダの都市グルの北に「約380坪」(967平方メートル)の土地を「確保完了」したと書いている。その土地と建物の購入に1億ウォン(約880万円)、各種内部工事と用品購入費に1億ウォン、計2億ウォンが必要だと述べた。
この募金活動は今年1月末まで行われ、100以上の団体や個人が寄付金を出した。そうした中、正義連は今年1月28日に「日本政府の不当な介入で金福童センターのウガンダ建設を中止することになった」と言った。だが、既に集まっている寄付金を返すという言葉はなかった。その代わり、「米国に金福童記念館を建設する計画であり、金福童さんの1周忌(1月28日)に本格的な募金を開始する」と明らかにした。
イ・ヨンビン記者