「外国製の墓」日本市場に食い込むLG…OLED高級テレビで攻略

秋葉原で「OLEDテレビの元祖」に…高画質TVの需要伸びる来年の東京五輪に期待

■日本の高級TV市場でOLEDのシェア85%…2020東京五輪での弾みに期待

 LG電子は今年の第3四半期基準でみると、日本でのテレビ販売台数は7位だ。LG電子が世界2位のテレビメーカーであることを考えると残念な成績だ。しかし、LG電子より上にランクインしている日本以外のメーカーは、低価格LCDテレビを武器にする中国のハイセンス(海信)だけだ。

 LCDを主力とするハイセンスとOLEDが主力のLG電子では消費者層が異なる。IHSマークイットによると、高級テレビの基準点となる2500ドル(約27万3000円)以上の高価格市場では、今年第3四半期のOLEDテレビの日本でのシェアが85.7%に達した。イ・ヨンチェLG電子日本法人長(常務)は「外国製の墓場である日本市場でLG電子が元祖企業と認識されるほどOLEDの技術力が認められている」と話した。

 日本は2020東京五輪を控え、世界初の8K放送開始に向けて準備している。五輪のような大型スポーツイベントはテレビ業界にとって喜ばしいニュースだ。中継放送を見るため高級・大型製品の販売台数が伸びるからだ。イ常務は「来年、日本の東京五輪を契機に日本市場をさらに積極的に攻略したい」と話した。

ユン・ミンヒョク記者
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