MLB:柳賢振がブルージェイズに移籍、韓韓・韓日対決増える

 ポスティング・システムを経てセントルイス・カージナルスに入団した金広鉉(キム・グァンヒョン、31)との対決も関心を呼ぶ。2人はかつて韓国プロ野球界の最高投手の座をめぐって競い合った。先発投手として開幕試合やオールスター戦で対戦したことはあるが、公式戦ではなかった。ブルージェイズとカージナルスは来年6月と8月に合計4回、試合を行う。先発ローテーション次第では2人の先発対決が実現するかもしれない。柳賢振は今月初めのある授賞式で、「(金広鉉は)できるだけ相手にしたくない。スタジアムで会ったらお互いプレッシャーになるだろう」と話した。

■「ミニ韓日戦」も多数

 柳賢振は、来年トロントでこれまでよりも多くの「ミニ韓日戦」を行うことになる。ブルージェイズと19試合対戦するレイズには左打者の筒香嘉智(28)がいる。今季まで日本プロ野球(NPB)で10シーズンプレーし、打率2割8分5厘・205本塁打を記録した強打者だ。筒香はポスティングを経て今月、レイズに入団した。

 ニューヨーク・ヤンキースには右腕投手の田中将大(31)がいる。同じアメリカン・リーグ東地区のブルージェイズとヤンキースはシーズン中に19回対戦する予定だ。柳賢振はドジャースで過ごした7シーズンで、同じ地区(ナショナル・リーグ西地区)に所属するサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に18回登板したが、このうち9試合の相手先発投手がマディソン・バンガーナー(30)=現:アリゾナ・ダイヤモンドバックス=だった。柳賢振と田中も、何度も先発対決をする可能性があるということだ。ブルージェイズは「二刀流」大谷翔平(25)が所属するロサンゼルス・エンジェルスとも6回対戦する。状況によっては柳賢振と大谷が先発投手対決をしたり、投打で対決をしたりする可能性がある。では、7年間所属したドジャースとの対戦はあるのだろうか。両チームはリーグが違うので来季は対戦がない。対戦するには、各リーグで優勝してワールド・シリーズに進出する必要がある。

イ・スンフン記者
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