日本発アダルトグッズTENGA、韓国で売り上げ急増

日本発アダルトグッズTENGA、韓国で売り上げ急増

 日本のアダルトグッズブランド、TENGAは29日、韓国市場での売り上げが急増していることを明らかにした。昨年3月から今年2月までの60カ国・地域の売り上げの伸びを分析した結果、韓国は2位だった。

 TENGAによると、売り上げの伸びが最大だったのは台湾で前年同期比514%増。2位韓国は185%増、3位米国は112%増だった。

 TENGAはアダルトグッズに対する韓国社会の認識が徐々に開放的に変化したことを韓国での売り上げ増加の主因として挙げた。同社関係者は「韓国でも性が表で論じられるようになり、誰でも楽しむことができるものへと認識が変化していることを感じる」と指摘した。

 販売量トップは看板商品の「オリジナルバキュームカップ」で、2位は反復使用する商品に使用する「ホールローション」、3位は携帯可能な商品「ポケットウェーブライン」、4位は最近発売された「スピナーシェル」、5位は「エアテクレギュラー」だった。

 TENGAによると、1週間のうちで月曜日にアダルトグッズを購入する消費者が最も多かった。次いで、火曜日、水曜日、日曜日、木曜日、金曜日、土曜日の順だった。商品の配達時間を短縮しようという意向が働いた結果とみられる。

 TENGAは「誰でも安全に楽しめる性」を目標として、2005年に日本で誕生した。現在では世界60カ国・地域で累計7700万個が売れた。2016年には韓国にも支社が置かれた。

アン・ソヨン記者
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