韓国国防部(省に相当)が韓日間のレーダー照射問題と関連し、日本側の主張に反論するための韓国語・英語字幕映像に続き、5カ国語の字幕付き映像を追加公開した。
これは、韓国国防部が7日、「今日午後8時ごろ、『日本の海上哨戒機低空威嚇飛行と虚偽の主張に対する国防部の立場』の外国語版を(動画共有サイト)ユーチューブにアップロードする」と明らかにしたものだ。(日本語版タイトル:日本は人道主義的な救助作戦の妨害行為を謝罪し、事実の歪曲を直ちに中断せよ!)
同部は「今日アップロードする映像は、国連公用語のうち4カ国語(中国語・フランス語・スペイン語・ロシア語)と日本語版だ。国連公用語のアラビア語版は現在、最終作業中で、完成し次第アップロードする予定だ」と説明した。
昨年12月20日、東海(日本名:日本海)の大和堆(たい)漁場近くで、韓国海軍駆逐艦「広開土大王」が座礁した北朝鮮船舶を救助する際、近くを飛行していた日本の海上自衛隊哨戒機P-1に向かって火器管制レーダー(STIR)を照射したかどうかをめぐる韓日間の確執は3週間続いている。
日本の防衛省が昨年12月28日に関連映像を公開したのを受け、韓国国防部も4日にユーチューブに反論映像をアップロードした。その内容は、「広開土大王」は正常な救助活動をしているが、日本の哨戒機は接近飛行をしており、韓国海軍は火器管制レーダーを日本の哨戒機に照射していないというものだ。
韓国語版の映像は7日現在で再生回数が175万回以上、英語版は51万回以上となっている。