韓国人初の宇宙飛行士「韓国で一生、講演だけして生きるわけにはいかなかった」

 カリフォルニア大学バークレー校で経営管理学修士(MBA)号を取り、最近はシリコンバレーの衛星事業関連立ち上げ作業を開始、「韓国の宇宙工学者を代弁する架け橋になりたい」と話す。

 また、ある科学雑誌とのインタビューで先月、「私は宇宙飛行士輩出事業の道具だった」と語ったことについては「その時のインタビュー全文を見れば、特定の政権が間違っていたとは言っていない(ことが分かる)。宇宙飛行士事業を計画し、宇宙飛行士を宇宙へ送り、その後、国内で活動するという3つの時期の政権がすべて別だったので、政策の方向が少しずつ変わった事情について述べただけだ」と言った。

「しばらくの間、インターネット上のひぼう・中傷や非難の書き込みで髪の毛が抜け、睡眠薬を飲まなければ眠れないほどつらかった。だが、韓国を代表して宇宙飛行士になれたことはとても光栄だったので、もう一度機会があればまた宇宙飛行士選抜に志願するつもりだ。韓国に帰ってきて、(理数系科目の授業について行けない)『理科放棄者』『数学放棄者』の生徒たちを支援し、宇宙飛行士事業を通じて培った経験を生かして韓国の第二の宇宙飛行士輩出に貢献したい」と抱負を語った。

大田=崔仁準(チェ・インジュン)記者
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