韓国人男性がマレーシアで死亡、金正男氏事件との関連は

現地メディアが金正男氏暗殺事件との関連に注目

 マレーシアで50代の韓国人男性が死亡したことが分かり、現地メディアが金正男(キム・ジョンナム)氏暗殺事件との関連の有無に注目している。

 2日付の現地メディア「ザ・スター」などは、クアラルンプール市内のモンキアラ地区にあるオフィスビルの事務所のトイレで1日、58歳の韓国人男性が死んでいるのが見つかったと報じた。

 「悪臭がする」との通報が寄せられたため、警察が現地に出動して強制的にトイレのドアを開けると、腐敗が進んだ遺体が見つかったという。

 警察は男性の年齢以外には詳細な情報を明らかにしていない。

 また当局は、他殺の可能性はないとみて、男性が死亡した詳細な経緯を調べている。

 マレーシア当局が金正男氏の遺体と北朝鮮国籍の容疑者らを北朝鮮に送還し、金正男氏暗殺事件は発生から40日あまりで一段落したが、現地メディアは今回の男性の死亡と金正男氏暗殺事件との関連性に注目している。

 マレーシアの中国語紙「中国報」は、死亡した男性の国籍が北朝鮮である可能性はないのかと疑問を提起した。

ムン・イェソン記者
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