【寄稿】理解が難しい日本式の漢字語をいつまで使うのか

 また「独居老人」は「独り身の老人」、「行楽の季節」は「よそ行きの季節」、「所定様式」は「定められた様式」、「延面積」は「総面積」、「試運転」は「試験運転」、「施鍵装置」は「鍵かけ装置」、「ニュースレター」は韓国語の「消息紙」、「ガードレール」は「保護欄干」、「シナジー」は「相乗効果」、「チェックリスト」は「点検表」、「過年度」「翌年度」は「前の年」「次の年」と言うべきで、「改札口」は「切符を出す所」、「売票所」は「切符を買う所」、「高水敷地」は「水辺の丘」(トゥンチ)または「川の高台」(江トク)、「復命書」は「結果報告書」、「覆土」は「土の覆い」、「適宜の処置」は「程よい処理」、「夏節気」「冬節気」は「夏のころ」「冬のころ」と言い換えるべきだ。

 日本語の残渣(ざんし)と言える「綺羅星」は「輝く星」、「傷」の発音を使った「傷」(ギス)は韓国語の「傷」(フプ、フプチプ)、「土方」(ノカタ)は「肉体労働」(マンノドン)、「玉」(タマ)は韓国語の「玉」(グスル)、「玉ねぎ」(タマネギ)は韓国語の「玉ねぎ」(ヤンパ)、「段取り」(ダンドリ)は「支度」や「取り締まり」、「皿」(サラ)は「皿」(チョプシ)、「刺身」(サシミ)は「生鮮膾」、「あっさり」(アッサリ)は韓国語の「あっさり」(ケックシ)、「襟」(エリ)は「襟」(キッ)、「おでん」(オデン)は「コチ」「魚ムク」、「うどん」(ウドン)は「カラッククス」、「チラシ」は「宣伝紙」や「広告紙」、「フロック」は「でたらめ」(オントリ)、「お盆」(オボン)は韓国語の「錚盤」と言い換えるのがよい。このように、韓国の固有語や簡単な表現があるのだから、純化に乗り出そう。メディアや教育・行政機関、軍も先頭に立ってほしい。

ぺ・ヨンイル=ギョンアン神学大学院大学外来教授

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