韓国の富豪は「相続型」が62%、日本は30%

米は25%、中国は2.5%
韓国の企業経営評価サイトが分析

 韓国は「相続型長者」の割合が米国・中国・日本に比べて圧倒的に高い。

 韓国の企業経営評価サイト「CEOスコア」は、米経済誌フォーブスが毎年公開している株式長者のうち4か国の上位40人ずつ計160人について分析した結果を公表。昨年末の時点で韓国は40人のうち25人(62.5%)が「相続長者」だった。これに対し米国の「相続長者」は40人のうち10人(25%)、日本は12人(30%)、中国は1人(2.5%)だった。160人全体で見ると、自ら創業して一代で財を築いたのは112人(70%)、「相続長者」は48人(30%)だった。

 韓国の長者1位はサムスンの李健煕(イ・ゴンヒ)会長で126億ドル(約1兆4800億円)、2位はアモーレパシフィックの徐慶培(ソ・ギョンベ)会長(84億ドル=約1兆円)、3位はサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長(62億ドル=約7300億円)、4位は現代自動車の鄭夢九(チョン・モング)会長(48億ドル=約5600億円)で、1位から4位まで全員「相続長者」だった。5位には自身で創業し財を築いたネクセンの金正宙(キム・ジョンジュ)氏(41億ドル=4800億円)がランクインした。

柳井(リュ・ジョン)記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
あわせて読みたい