インターネット放送「ナヌン・コムスダ(私は小ざかしいの意、通称ナッコムス)」のパネラーだった野党・民主統合党の鄭鳳株(チョン・ボンジュ)元国会議員が、25日午前0時に刑期を終え出所した。鄭・元議員は2007年の大統領選の前、李明博(イ・ミョンバク)候補(現大統領)が投資顧問会社BBKによる株価操作に関与したとされた「BBK事件」について、虚偽の事実を流したとして、昨年12月26日に懲役1年の判決を受け、忠清南道の洪城刑務所で服役していた。鄭・元議員の出所に合わせ、同刑務所前にはナッコムスの司会者キム・ヨンミン氏や、鄭・元議員のファンクラブ「鄭鳳株と未来の権力(通称ミクォンス)」のメンバー数百人が集まり「鳳株を迎える洪城パーティー」を開催した。鄭・元議員が出所に当たって感想を述べると、集まった人たちは花束や豆腐で作ったケーキをプレゼントした。なお、鄭・元議員は刑が確定した日を基準とし、今後10年間、公職選挙に出馬することはできない。