chosunonline logo

search menu

「財布をなくした」という理由でなぜ命まで絶ったのか…日本の精神科医が自死事例を分析

2025/04/13 09:05

【新刊】春日武彦著、ファン・セジョン訳『自殺手帳』(クレタ刊)

 1918年、大阪の17歳の女工は、化粧品の使い方を間違えて顔が黄色くなってしまい、同僚にからかわれ、線路に身を投げた。同年、高松のある主婦は、財布を無くしてしまったと思い、夫に申し訳ないという理由でホルマリンを飲んだ。ささいに見えることが、どうして取り返しのつかない選択につながったのだろうか。

【写真】韓国の路上で財布だと思って拾ったら焼肉店のチラシ

 精神科医の著者が臨床経験、実際の事件、残された..

続き読む
닫기