【ソウル聯合ニュース】韓国の安徳根(アン・ドクグン)産業通商資源部長官は3日、トランプ米大統領の相互関税導入公表を受け、「グローバル通商環境に多大な影響を与える米国側の関税措置の現実化は遺憾だ」とし、「政府は米関税措置がわが国の対米輸出と世界の交易に与える否定的な影響を厳しく見ている」と述べた。大韓商工会議所で開かれた官民合同の米関税措置対策会議で語った。
安氏は同日午前に開かれた韓悳洙(ハン・ド..
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【ソウル聯合ニュース】韓国の安徳根(アン・ドクグン)産業通商資源部長官は3日、トランプ米大統領の相互関税導入公表を受け、「グローバル通商環境に多大な影響を与える米国側の関税措置の現実化は遺憾だ」とし、「政府は米関税措置がわが国の対米輸出と世界の交易に与える否定的な影響を厳しく見ている」と述べた。大韓商工会議所で開かれた官民合同の米関税措置対策会議で語った。
安氏は同日午前に開かれた韓悳洙(ハン・ドクス)大統領権限代行(首相)主宰の緊急会議で相互関税の主な影響と内容を綿密に分析したとし、「企業の被害を最小限にとどめるための対米交渉を積極的に進める一方、関税賦課の影響を受ける業種に対する緊急支援対策を早期に講じることにした」と説明した。
政府は先月、米国による鉄鋼・アルミニウム製品への関税に対応する「鉄鋼・アルミニウム通商リスクおよび不公正輸入対応策」を設けたのに続き、自動車関税に対応するための「自動車産業支援対策」の策定も急ぐ方針だ。
安氏は「きょう発表された米国の関税措置は、自動車、鉄鋼などに対する25%の関税措置と共に韓国の主要対米輸出品目にかなりの影響を与えるだろう」との見方を示した。
また、米国側と緊密な協議を続けるとした上で「米関税措置への対応は『短期の勝負』ではなく、持続的な協議と調整が必要だ」と強調。官民が一丸となってシナジー効果を極大化できるよう協力を求めた。
聯合ニュース
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