▲3月24日、ソウル市鍾路区の憲法裁判所大審判廷で開かれた韓悳洙首相の弾劾審判。/写真=写真共同取材団
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領弾劾審判の宣告が遅れていることを受け、進歩(革新)系最大野党「共に民主党」など野党側は、韓悳洙(ハン・ドクス)大統領権限代行と崔相穆(チェ・サンモク)経済副首相兼企画財政相を弾劾すると圧迫しつつ、馬恩赫(マ・ウンヒョク)憲法裁判官候補者の任命を求めている。進歩系といわれる文炯培(ムン・ヒョンベ)憲法裁判所長権限代行と李美善(イ・ミソン)裁判官が4月18日に退任する..
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▲3月24日、ソウル市鍾路区の憲法裁判所大審判廷で開かれた韓悳洙首相の弾劾審判。/写真=写真共同取材団
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領弾劾審判の宣告が遅れていることを受け、進歩(革新)系最大野党「共に民主党」など野党側は、韓悳洙(ハン・ドクス)大統領権限代行と崔相穆(チェ・サンモク)経済副首相兼企画財政相を弾劾すると圧迫しつつ、馬恩赫(マ・ウンヒョク)憲法裁判官候補者の任命を求めている。進歩系といわれる文炯培(ムン・ヒョンベ)憲法裁判所長権限代行と李美善(イ・ミソン)裁判官が4月18日に退任するからだ。法曹界からは「今、馬候補者を無理に宣告に参加させて『拙速論争』を引き起こすよりも、両裁判官の退任後に後任二人と共に任命して慎重な結論を出す方が望ましいのではないか」という意見が出た。
憲法裁は31日午前に裁判官評議を開いたが、尹大統領に対する宣告期日を決めることはできなかった。文権限代行と李裁判官の退任まで18日しか残っていないが、依然として宣告期日を決められずにいるのだ。
法曹界では、現在の状態で馬候補者が任命されて宣告に参加した場合、長々と物議を醸すだろう-という意見が多い。裁判所長出身のある弁護士は「馬候補者の政治的傾向は別としても、彼が宣告に参加しようと思ったら裁判手続きを更新すべきだが、裁判官の退任前に一日二日で拙速にやることになる可能性が高い」「大統領を弾劾するかどうかを選ぶ重大な事件において、消し難い欠陥になるだろう」とし、その上で「韓権限代行が、退任する裁判官の後任と馬候補者を一緒に任命して9人体制を備えれば、憲法裁の決定の正当性も確保できる」と語った。裁判官退任の時期に合わせて無理に宣告を下すよりも、裁判官9人体制を完成させて慎重に判断する方が合理的、という趣旨だ。
次長検事出身のある弁護士も「尹大統領の弾劾審判は、憲法裁の弁論が終結した後、郭種根(クァク・チョングン)前特殊戦司令官の『供述汚染』など、新たな争点も生じた」とし「裁判官9人体制を備え正常な更新手続きを経て、論争になっている部分をゆっくりともう一度判断してみるのも一つの方法」と語った。
ただし、韓権限代行が後任裁判官2人を指名・任命した場合、馬候補者の任命保留に対する批判は手ごわいものになるだろう、という見方もある。国会は昨年12月26日に馬候補者を選出したが、韓権限代行はまだ馬氏を任命していない。金大煥(キム・デファン)ソウル市立大学教授は「(韓権限代行は)政治的有利・不利に応じて権限行使を遅らせた、という批判を避けられないだろう」と語った。また、別の法曹関係者は「不利な9人体制ではなく有利な9人体制をつくろうとする小ざかしい手だという批判も受けるだろう」と指摘した。
キム・ヒレ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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