【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市教育庁のトップ、鄭根埴(チョン・グンシク)教育監は28日、韓国の独島を「日本固有の領土」と明記した日本の高校教科書が文部科学省の検定を通過したことを受け、日本政府に対し「歴史歪曲(わいきょく)を扇動してはならない」と批判した。自身のフェイスブックに投稿した。
鄭氏は「独島は明白に大韓民国の領土であり、日帝強占期(日本による植民地時代)に(旧日本軍の)慰安婦と徴用..
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【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市教育庁のトップ、鄭根埴(チョン・グンシク)教育監は28日、韓国の独島を「日本固有の領土」と明記した日本の高校教科書が文部科学省の検定を通過したことを受け、日本政府に対し「歴史歪曲(わいきょく)を扇動してはならない」と批判した。自身のフェイスブックに投稿した。
鄭氏は「独島は明白に大韓民国の領土であり、日帝強占期(日本による植民地時代)に(旧日本軍の)慰安婦と徴用労働者が受けた戦争犯罪の被害は日本帝国の強制によって発生した。これらは全て学問的に争いの余地がない」と強調した。
また「韓国・中国・日本の歴史学者は各国の歴史の限界を超えて北東アジアの関係史を叙述するための共同の努力を進めたことがある」とし、「日本政府が歴史学者の共同の努力を損なわないよう強く求める」とした。
その上で「教育庁は北東アジアの未来の世代が均衡のとれた正しい歴史認識を持つよう最善を尽くす」と締めくくった。
聯合ニュース
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