▲24日午後6時29分ごろ、道路陥没事故が発生したソウル市江東区の大明小学校近くにある交差点。写真=聯合ニュース
24日午後6時29分ごろ、ソウル市江東区の漢栄外国語高校前の道路で、縦20メートル・横20メートル・深さ20メートル規模の大規模な道路陥没が発生し、バイクなどが転落した。この陥没は往復6車線のうち4車線にわたって発生した。上水道管の破裂で水が漏れて発生したものと見られ、陥没の規模が広がっている。
本紙は、共に民主党・楊富男(ヤン・ブナム)議員室と警察から、事故当時の状況が写っている長さ30秒ほど..
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▲24日午後6時29分ごろ、道路陥没事故が発生したソウル市江東区の大明小学校近くにある交差点。写真=聯合ニュース
24日午後6時29分ごろ、ソウル市江東区の漢栄外国語高校前の道路で、縦20メートル・横20メートル・深さ20メートル規模の大規模な道路陥没が発生し、バイクなどが転落した。この陥没は往復6車線のうち4車線にわたって発生した。上水道管の破裂で水が漏れて発生したものと見られ、陥没の規模が広がっている。
本紙は、共に民主党・楊富男(ヤン・ブナム)議員室と警察から、事故当時の状況が写っている長さ30秒ほどのドライブレコーダー映像を入手した。この映像を見ると、陥没が突然発生、その上を走っていたバンが一瞬、穴に落ちかけたが、道路のへりに後輪が引っかかって跳ね上がり、抜け出した様子が写っている。この車を運転していた40代女性は負傷し、病院に搬送された。事件が報じられた当初はこの車も穴に落ちたとされていた。
だが、バンの後を走っていたバイクは、スピードを落とすことができず、そのまま穴に落ちた。現在、このバイクの運転手の生死は不明だ。消防当局は2回にわたり穴の内部への進入を試み、バイク運転者の救助作業に当たったが、まだ見つかっていない。後続の車は、前を走行していたバイクが穴に落ちたのを見て速度を落とし、車線変更した。
事故直後、この付近を通行していた人々からの通報が相次いだ。通報者たちは消防当局に「道路に穴が開いた」「道路が崩れた」「怖くて近寄れない」「周辺の土が崩れ続けている」などと通報したという。
同区は午後6時29分から事故区間の道路を両方向で全面通行規制している。消防当局は午後8時30分ごろ、現場での記者会見で、「事故原因は上水道管が破裂して水が漏れ、地面に亀裂が発生したことだと推定される」と発表した。
同日の事故に関連があると思われる前兆があったことも分かった。同日午前、陥没した場所の近くで地盤の一部が崩れ、同区庁に通報があったため、区庁では復旧作業を行っていた。ソウル市の呉世勲(オ・セフン)市長は同日夜、事故現場を視察し、「できるだけ慎重に(事故)現場に接近し、行方不明者を捜索する方針だ」と述べた。
キム・ミョンジン記者、安重顕(アン・ジュンヒョン)記者、イ・ミンギョン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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