▲グラフィック=ヤン・インソン
昨年結婚した初婚夫婦のうち、年上女性と年下男性という組み合わせの夫婦は20%近いことが分かった。これは1990年の関連統計開始以来、最も高い割合だ。女性の経済活動が増え、若者世代が配偶者の年齢よりも経済的条件などを重視するようになったことから、「年上女性と年下男性」のカップルが増加したものと分析されている。
韓国統計庁が20日に発表した「2024年婚姻・離婚統計」によると、昨年の全婚姻件数は22..
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▲グラフィック=ヤン・インソン
昨年結婚した初婚夫婦のうち、年上女性と年下男性という組み合わせの夫婦は20%近いことが分かった。これは1990年の関連統計開始以来、最も高い割合だ。女性の経済活動が増え、若者世代が配偶者の年齢よりも経済的条件などを重視するようになったことから、「年上女性と年下男性」のカップルが増加したものと分析されている。
韓国統計庁が20日に発表した「2024年婚姻・離婚統計」によると、昨年の全婚姻件数は22万2400件で、2020年の21万3500件以来4年ぶりに20万件を超えたとのことだ。このうち、男女とも初婚者の件数は17万8700件(80.4%)で、2000年(81.9%)以来24年ぶりに80%台を上回った。
特に、夫婦ともに初婚の新婚夫婦のうち、女性が年上の場合は3万5600件で、全初婚件数の19.9%を占めた。これは1990年の関連統計開始以来、最も高い割合で、1990年当時は女性が年上の初婚者の割合が8.8%だったことと比較すると、約2.3倍の増加だ。反対に、男性が年上の場合は11万3400件(63.5%)で、1990年の統計開始以来、最も低い割合だった。男性と女性が同い年の初婚件数は2万9800件(16.7%)だった。
初婚の年上女性と年下男性による新婚夫婦のうち、女性の方が男性よりも10歳以上年上のケースも400件に達した。こうした現象は、年上の夫がお金を稼ぎ、年下の妻が家事を担うという伝統的な夫婦像が崩れた影響だと受け止められている。むしろ、兵役など経済活動の空白期間がなく、先に仕事を始めた女性の方がお金を稼ぎ、後に仕事を始めた男性と結婚するケースが増えているということだ。
初めて結婚する男女の年齢差も縮まっている。昨年の平均初婚年齢は男性の場合33.9歳で、前年に比べ0.1歳下がった。一方、女性の平均初婚年齢は31.6歳で、前年に比べて0.1歳上がっている。このため、男女間の平均初婚年齢の差は2.3歳で、前年比で0.2歳縮まった。
カン・ウリャン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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