【ソウル聯合ニュース】韓国国会は20日の本会議で、国民年金法改正案を可決した。同法が改正されるのは2007年以来、18年ぶりで、1988年の国民年金導入後3回目となる。
法改正により保険料率は現行の9%から13%に引き上げられる。来年から8年間、毎年0.5ポイントずつ引き上げる。
一方で、現役世代の手取り平均収入に対する年金の給付水準を示す「所得代替率」も来年から43%に引き上げる。所得代替率は国..
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【ソウル聯合ニュース】韓国国会は20日の本会議で、国民年金法改正案を可決した。同法が改正されるのは2007年以来、18年ぶりで、1988年の国民年金導入後3回目となる。
法改正により保険料率は現行の9%から13%に引き上げられる。来年から8年間、毎年0.5ポイントずつ引き上げる。
一方で、現役世代の手取り平均収入に対する年金の給付水準を示す「所得代替率」も来年から43%に引き上げる。所得代替率は国民年金の導入当時70%だった。1998年に60%、2007年に50%に引き下げ、2028年までに40%へ段階的に引き下げる計画だった。今年は41.5%となっている。
また、兵役による軍服務期間に国民年金の保険料納付済みと認める期間を現行の6カ月から12カ月に増やす。第2子以降の子どもの人数に応じて最大50カ月を認める措置は第1子と第2子はそれぞれ12カ月、第3子からは18カ月を認め、上限は廃止する。
国が国民年金の安定的・継続的な支給を保障する「支給保障」も明文化した。
聯合ニュース
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